東京工業大学留学生センター(目黒区大岡山2、TEL 03-5734-3374)は6月19日、チェコの文化とチェコ語について紹介する講演会「チェコの文化と言語」を開催する。後援は、目黒区と目黒区国際交流協会(MIFA)。共催は一橋大学、東京外国語大学、東京医科歯科大学。
同センターでは、社会貢献の一つとして地域住民を対象にした講演会を企画しており、英語圏以外の多様な文化と言語社会の紹介を目的とした「文化と言語シリーズ」ほか講演会を開催。各国大使や研究者らを招いて、過去にはベトナム、イスラム、エジプトなどを取り上げてきた。
今回の講演では、チェコ共和国大使館(渋谷区)の一等書記官で、同大使館に併設する文化交流機関「チェコセンター」所長を務めるペトル・ホリーさんを招き、ホリーさんが制作した映像などを使いながらチェコの見どころ、言語と文化について語る。
同センタースタッフの平川八尋准教授は「たまたまNHKラジオに出演されていたホリーさんのお話を聞き、その日本語の素晴らしさと和語など巧みな言葉のセンスに感動して講演を依頼した。東京・谷中に住み、日本文化にも大変精通されているので、チェコ文化と日本文化と比較しながら面白い話を聞かせてくれるはず。当日はホリーさんの語り、日本語にもぜひ注目してほしい」と話す。
休息時間には、数年前から日本でも人気を集めているチェコパペット(人形)アニメーションの新世代クリエーター、ミハル・ジャプカさんのアニメ作品上映や、チェコ産白ワインの試飲も予定している。
会場は、大岡山キャンパス・西1号館にある同センター1階ラウンジ。開催時間は18時~20時。参加申し込みは、名前・連絡先・希望参加人数を明記の上、メール(ryugaku.info@ryu.titech.ac.jp)またはFAX(10時~17時)で受け付ける。定員は約50人。
出典:アキバ経済新聞