「高畠の食」アピール 11日から千葉で国際食品・飲料博
高畠町食品工業協会(近清剛会長)と町商工会は、今月11日-14日の4日間、千葉県の幕張メッセで開かれる国際食品・飲料博「FOODEX JAPAN2008」で、3年ぶりに町独自のブースを設ける。同協会に加盟する町内の食品加工業者が、高畠町の食の魅力を国内外に発信する。
日本能率協会などが主催し、今年で33回目のイベント。国内外から約2400社が出展し、期間中、9万人を超える買い付け担当者が来場するという。高畠町食品工業協会と町商工会は9年連続での参加。2006、07年は山形県のブース内で出展したが、今年は単独でブースを構えた。
参加するのは、たかはたファーム(ジャムやドレッシングなど)、三奥屋(漬物と総菜)、三弘製薬(ヨーグルトソースやゼリーなど)、三和漬物食品(漬物)、高畠納豆(納豆)、高畠ワイン(ワイン)、後藤屋(乾物、総菜)-の7社で、計100以上の商品を出展する。ブースはテーマカラーを緑で統一し、同町の安久津八幡神社の三重塔をあしらった看板を配置。自然あふれる高畠町と町産の食品をアピールする。
同協会は昨年12月以降、商品開発と販売促進に向けた勉強会を開催しており、食品を通して町全体の活性化につなげようと活動している。町商工会は「高畠町は気候と土壌に恵まれている。そこで生まれる食品の素材の良さと味をアピールしたい」としている。
出典:山形新聞