2008年3月15日土曜日

ベイエリアのケッペル島に「癒し」を提供する新感覚ダイニング

ベイエリアのケッペル島に「癒し」を提供する新感覚ダイニング

 セントーサ島と本土間のベイエリアに位置するケッペル島に2月29日、新しいコンセプトのダイニング「Prive(プリーベ)」(2 Keppel Bay Vista、TEL 6766-0777)がオープンした。運営はPrive Lifestyle社。

 同店は、フレンチレストラン、ガストロ・バー、ベーカリー・カフェの3業態からなる。フレンチレストランは3つの個室を含む屋内120席で、高級感あふれる落ち着いた内装。ガストロ・バーは、海辺に並べられた心地よいソファやカウンターなどを合わせて300席。ベーカリー・カフェは80席を設ける。

 屋内・屋外、各6,000平方フィートの「Prive」敷地内はゆったりとした空間で、バーとカフェには広いアルフレスコ席を設け、海辺の景色を眺めながらの飲食や、ハーバーフロントにも近いため、テーブルからは多くの貨物船や大型客船、セントーサ島と本土を結ぶケーブルカーも一望できる。

 広告・ファッション業界で成功を収め、数々の有名ナイトスポットやレストランを立ち上げてきた同店のエグゼクティブ・ディレクター、マイケル・ルーさんが今回掲げたコンセプトは「ソーシャルダイニング」。

 ルーさんは「もともと変わった場所に出店するのが好き。与えられたロケーションを最大限に生かす方法を考えるのが面白い。コンセプトが良ければ多くの人が来てくれる」と成功の秘訣を語る。

 フレンチレストランでは、「Confit of Tasmanian Ocean Trout and Haricot Verts」(36シンガポールドル)、「Tapenade Crusted Chilean Sea Bass with Warm Sauce Vierge」(38ドル)などのメーン料理のほか、スターター、グリル料理、サイド料理、デザート各種を取りそろえる。ワインセラーに豊富な種類のワインを貯蔵しており、ドリンクメニューも充実させた。

 ベーカリー・カフェでは、ホームメードのパンやキッシュパイ、ペストリー、サラダ、ケーキなどを10ドル前後で提供するほか、オーガニック野菜や和牛を使用したハンバーガー(28ドル~)などを用意する。

 営業時間は、レストラン=12時~15時(ランチタイム)、18時30分~24時(ディナータイム)、ガストロ・バー=12時~翌1時(休日前は翌2時まで)、ベーカリー・カフェ=9時~24時。

出典:仙台経済新聞