メルシャン、「シャトー・メルシャン 新鶴シャルドネ 2006」がANA国際線ファーストクラスの機内ワインに
メルシャンは、メルシャン勝沼ワイナリーで醸造する日本ワイン「シャトー・メルシャン 新鶴(にいつる)シャルドネ 2006」が、3月~2009年2月まで、ANA(全日空)国際線ファーストクラスの機内でサービスされるワインに選ばれたことを発表した。
ANA国際線のファーストクラスの機内でサービスされるワインは、約1000本の応募の中から書類審査を通過した約200本を審査するブラインドテイスティング選考会で最終的に約23本に絞られるという。このような厳しい審査を通して選ばれたワインは、毎年世界のワイン愛好家の関心を集めている。近年品質向上によって世界からも注目を集める日本ワインが、数多くの輸入ワインも競合するなか、今回10年ぶりに選ばれた。
「シャトー・メルシャン 新鶴シャルドネ」のぶどう栽培地“新鶴”は、福島県会津盆地の西側に位置し、30年以上前から白ワイン用高級ぶどう品種シャルドネの栽培が行われてきた。新鶴地区は、日当たりが良く水はけのよい丘陵地で、標高200mと比較的低い平地であるものの、内陸性気候の盆地のため昼夜の温度差も大きく、ぶどう栽培に適しているという。栽培家の手によって丁寧に育まれ、収穫されたぶどうはメルシャン勝沼ワイナリーに運ばれ、醸造家の手によって、オーク樽で発酵・育成され、ぶどうの栽培地の個性を最大限に表現した洗練されたスタイルのワインとなる。品質向上のための長年の努力が結実した結果、「新鶴シャルドネ」は同社のフラッグシップブランドである「シャトー・メルシャン」シリーズとして2001年に初めて発売され、日本国内の多くのワイン愛好家から好評を得てきたが、今回世界中の人々に同ワインを楽しんでもらえる機会を得たことは、大変名誉なことと説明する。
今後も同社は、日本ワインのリーディングカンパニーとして、日本人の感性、風土、品種が生み出す豊かな個性をもった「シャトー・メルシャン」シリーズの品質の向上を図り、その価値を世界に伝え続けることで、日本ワインの地位向上に貢献していく考え。
[小売価格]2700円(税別)
[機内サービス開始日]3月
出典:マイライフ手帳@ニュース