2008年2月2日土曜日

中心街にアイスキャンドル2000個

中心街にアイスキャンドル2000個

 千歳の中心街をアイスキャンドルで飾る「光と氷のオブジェ」が1月31日から、千歳川沿いなどで始まった。淡い光の帯が厳冬のまちを幻想的な雰囲気に包み込んでいる。

 千歳の冬を楽しむ実行委の主催。千歳川沿いで行われたオープンニングセレモニーで、松坂敏之委員長が「千歳川の素晴らしさを皆さんにPRしよう」とあいさつ。カウントダウンでキャンドルを点灯し、イベントのスタートを祝った。

 アイスキャンドルは、JR千歳駅から仲の橋、千歳川沿いまで約2000個が並んだ。千歳川沿いには全日本司厨士協会千歳支部のメンバーが作ったドラゴンなどの氷像も赤や緑のライトで浮かび上がる。

 氷の中でゆらゆらと揺れるキャンドルの淡い光は、通りや清流・千歳川を包み込むように輝き、市民らも白い息を吐きながら、鮮やかな光の帯に思わず足を止めて見入っている。

 商工センター駐車場には臨時の売店も。ラーメンやハスカップのホットワイン、栗山コロッケなども販売されている。キャンドルは、3日まで午後5時半―9時の間、点灯される。

出典:苫小牧民報