2008年1月12日土曜日

柿とミカンのフルーツワイン発売/伊勢原

柿とミカンのフルーツワイン発売/伊勢原

 伊勢原市特産の柿とミカンで造られた二種類のフルーツワインが十四日から、同市内で販売が始まる。今年から味とラベルデザインを一新し、香り高くさわやかな味わいに仕上がっているという。

 地元農家や商工会、小売酒商組合などの関係団体でつくる同市地域特産物研究会が、フルーツ栽培が盛んな伊勢原をPRする観光土産として、十五年前から企画・開発に取り組んでいる。

 市内で収穫された二・七トンの温州ミカンが原料のワイン「みかんの里」(七百二十ミリリットル入り千九十円)は、今年から早摘みの青ミカンを使い、さわやかな口当たりに仕上がったという。

 地元産の柿約一・三トンを原料に使った「伊勢原の香り」(七百二十ミリリットル入り千百十円)は、まろやかな味と豊かな香りが特徴。

 今年から醸造元を変え、ラベルは公募でかわいらしいデザインに生まれ変わった。

 十三日に開かれた新酒発表会には生産者らが招かれ、「味わい深く良い香に仕上がった」と好評だった。伊勢原市内の小売酒商組合に加盟する酒店で販売される。

出典:神奈川新聞