2008年1月12日土曜日

スパークリングワイン“星の果樹園”食卓に/岩手・花巻市

スパークリングワイン“星の果樹園”食卓に/岩手・花巻市

 花巻市大迫町の(株)エーデルワインが今年の夏に発売した新商品「スパークリングワイン“星の果樹園”」の売れ行きが好調で、クリスマスを前にさらに人気が高まっている。

 “星の果樹園”は白とロゼの2種類で、いずれも同町でエコファーマーの認定を受けるブドウ栽培農家が丹精して育てた「リースリング・リオン」を主原料として使用している。

 緑のラベルの白は、軽やかな酸味とすっきりとした飲み口が特徴の辛口で、主原料だけを生かした大迫町産100%。ピンクのラベルのロゼは、甘い果実香が感じられ、軽やかな酸味にやわらかな甘味の、バランスが取れた飲み口が特徴のやや甘口。主原料と岩手県産の山ブドウを使用した県産100%。どちらも丁寧に仕上げている。

 同社企画開発室の浅沼直行室長は「県産原料100%にこだわったワイン作りの結果、消費者ニーズに合った商品展開ができた。ぜひ、クリスマスや年の瀬の食卓などのさまざまな場面で楽しく、おいしく味わってほしい」と話す。

 いずれも1本1365円(税込み)で720ミリリットル入り。同社直売店ワインシャトー大迫や県内酒販店を中心に販売しており、同社ホームページからも注文できる。

出典:日本農業新聞