2008年1月12日土曜日

気兼ねなく紫煙、至福の時 葉巻楽しめるバー

気兼ねなく紫煙、至福の時 葉巻楽しめるバー

 大阪・御堂筋で路上喫煙が禁止されるなど、関西でも「嫌煙」は広がるばかり。肩身の狭い喫煙者はいっそ専用の空間でゆっくりと香りや味を楽しめるシガー(葉巻)をじっくり楽しんでみてはどうだろう。

 「映画に登場する太い葉巻を吸う人物といえば決まってマフィア。日本でも『悪者』や『成り上がり』というマイナスイメージばかりだった」。大阪市中央区でシガーバーを営む亀井周二さん(31)はこう指摘する。

 「かつてワインがそう見られていたようにお高くとまった習慣ではなく、気軽に楽しめるシガーの魅力を伝えたい」。亀井さんは6年前、街中の至る所でシガーを楽しめる本場キューバの雰囲気を再現すべくシガーバー「スーペルノーバ」を始めた。

 スーペルノーバでは常時2000本のシガーを用意。マスターの亀井さんが好きなお酒や好みの味、イメージを聞いてお薦めの1本を選んでくれる。火の入れ方からおいしく吸うコツまでバーカウンターで学ぶことが可能で、初心者でも安心だ。

 サトウキビを原料とするラム酒を使ったカクテルなどシガーに合うお酒も一緒に楽しめる。1本1000―2000円で、シガーを吸う時間は30分―1時間ぐらいという。

出典:日経ネット関西版