2008年1月13日日曜日

ワイン通の女性店長が選んだ「ワイン福袋」-入手困難な「オーパスワン」も

ワイン通の女性店長が選んだ「ワイン福袋」-入手困難な「オーパスワン」も

 高崎タカシマヤ(高崎市旭町、TEL 027-327-1111)が1月2日に開催する初売りで、ワイン通で知られる同店の宇都宮優子店長がセレクトした「ワイン福袋」を販売する。

 宇都宮店長はタカシマヤ初の女性店長として今年3月に就任した。宇都宮店長はワインをこよなく愛するワイン通で「2000年にはカリフォルニア州ナパバレーでいくつものワイナリーを回った」(同店長)ほど。幻のワインといわれる「オーパスワン」も楽しんだという。

 今回の福袋の目玉「オーパスワン」は1979年、カリフォルニアワイン界を代表するロバート・モンタビ氏とシャトームートンロートシルト(ボルドー)のオーナー、バロン・フィリップ・ロスチャイルド氏によるジョイントベンチャーによって生み出されたボルドースタイルのワイン。「カリフォルニアワインの最高峰『オーパスワン』は世界的に人気があり入手が困難なことでも知られている。今回福袋にセットできたのは、当店のワインショップのバイヤーが正月用の品として買い付けていため」(同)という。

 福袋用に宇都宮店長が選んだワインは「オーパスワン」のほかボルドーの特級ワイン2本、スペインの特級ワイン3本。「ワインは料理とともに楽しむものだが、熟成されたワインはそれ自体の味わいが濃いため、かえって熟成チーズとパンなどシンプルなものが合う。6本とも甲乙付けがたいワインだが『オーパスワン』は特にワイン自体を味わってほしい」(同)という。

 宇都宮店長が「ワイン好きな人に3つの国のワインを飲み比べてもらうために」セレクトしたワイン福袋は6本入り=12万円。3個限定。1月2日の販売開始時間は9時を予定。

出典:高崎経済新聞