2008年1月16日水曜日

「世界が尊敬する日本人」に島崎さん(マンズワイン)国際コンクールの実績評価

「世界が尊敬する日本人」に島崎さん(マンズワイン)国際コンクールの実績評価

 マンズワイン(甲州市勝沼町)でワインの品質管理を任されている島崎大さん(46)が、ニューズウィーク日本版の「世界が尊敬する日本人100人」の一人に選ばれた。島崎さんが醸造を担当した同社の高級ワインシリーズ「ソラリス」の一銘柄が昨年、フランスの国際コンクールで金賞を受賞したことなどが評価されたとみられる。

 島崎さんは東京都出身。山梨大発酵生産学科を卒業し、一九八三年にマンズワイン入社。途中フランス・ボルドー大へ留学し、同国の国家資格のワイン醸造士や同大のワイン利き酒適性資格を取得した。現在は品質管理部長として同社が生産するワインの原料ブドウの選定や仕込み量、製品化までの品質管理を任されているほか、ソラリスの醸造責任者も務める。

 掲載されたニューズウィークは昨年十月十七日号で、「マンズワインで国産ブドウを使った高級ワイン『ソラリス』を開発」などと紹介されている。

 ソラリスは少量生産の高級品種で、甲州種以外は小諸ワイナリーで生産。国産ワインコンクール金賞など国内外で高い評価を受けた銘柄が多く、「信州小諸シャルドネ樽仕込2005」は昨年フランスの国際コンクールで金賞を受けた。

出典:山梨日日新聞