「ラ・トゥールダルジャン」で12年。清水シェフの“美食の塔”「ラ・トゥール」が10月24日銀座にオープン!
地元に多くのファンを持つ、「ラ・トゥーエル」(神楽坂)、「ブルトン」(千駄ヶ谷)のオーナーシェフ・清水忠明氏が、新たな本格フレンチレストラン「ラ・トゥール」を10月24日、銀座の交殉ビル5Fにオープンした。
24歳に単身で渡仏したシェフは、25歳でパリの三ツ星「ラ・トゥールダルジャン」に入り、ドミニク・ブーシェ総料理長の元で厳しい修行を重ね、26歳でソース担当に抜擢される。東京店のオープンに伴い帰国、「ラ・トゥールダルジャン」東京店副店長も務め、その後1993年「ラ・トゥーエル」、1999年「ブルトン」を経て夢だった銀座にこのほど同店をオープンさせた。
「イタリアンと融合させたようなフレンチではなく、古典料理を見つめ直したい。」と供されるのは、12年に及ぶ「ラ・トゥールダルジャン」での経験が冴えわたる古典的フランス料理。“鴨の胸肉のスモークと生ハム”、“フォアグラのロワイヤル・トゥーエル風”、“鴨一羽のロースト”など三ツ星の味を継承するメニューが並ぶ。ランチ(4,500円~)、ディナー(12,500円~)は共に3コースから。シャンパン、ワインは約2,000本、グラスワインも常時12種類提供する。
「塔の螺旋階段を上がるように一歩一歩踏みしめて行きたい」と一号店「ラ・トゥーエル」“小さな塔”より大きい“塔”を意味する「ラ・トゥール」と名付け、螺旋階段をシンボルマークにした。
同店のオープンに伴い、千駄ヶ谷の「ブルトン」は閉店するが、神楽坂「ラ・トゥーエル」は清水氏の右腕、田辺 猛シェフが今も本格フレンチの味を守り続けている。
出典:フードスタジアム