2008年6月22日日曜日

オーチャードにスペイン料理店-人気地中海レストランが改装

 シンガポールの目抜き通りであるオーチャードロードに5月中旬、スペイン料理店「BODEGA Y TAPAS(ボッテガ・イー・タパス」(442 Orchard Road、TEL 6735-3476)がオープンした。経営母体のエスミラーダグループはシンガポール島内で複数の飲食店を展開し、同店はグループ6番目のレストランとなる。

 本格的スペイン料理の中でも、特にタパスに力を入れたメニューを取りそろえている同店は、老舗地中海レストラン「ESMIRADA(エスミラーダ)」の約半分のスペースを改装して造られた。店舗面積は107平方フィート。店内はテーブル席を中心に38席、通りに面したアルフレスコには35席を設ける。

 30種類以上のタパスメニューは6シンガポールドル~。串刺し風タパスのピンチョスもある。そのほかスペイン風冷たいトマトのスープ「ガスパッチョ」(8ドル)、「ソーセージと生ハムの盛り合わせ」(18ドル)などのアラカルトメニューも充実している。スペイン風ワインカクテルの「サングリア」は3種類で13ドル~。グラスワインは10ドル~。

 エスミラーダグループのオーナーシェフで、オーストリア出身のウオルフガング・ラッパーさんは「現在シンガポールには数店のスペイン料理レストランがあるが、どれも伝統的な味からはほど遠いと感じていた。従って、今回は本格的なスペイン料理を紹介したいと思い、スペインのマドリッドからスペイン人シェフのベルナルド・ノヴァス・パルダイロを呼び寄せた」と話す。

 営業時間は12時~翌1時。毎日17時~21時はハッピーアワーとして、全ドリンクがワンフォーワン(オーダー1杯につき1杯無料)になる。

出典:天神経済新聞