2008年6月22日日曜日

21日、渡辺果樹園のブドウ畑で房づくり体験とキャンドルコンサート

三条市井戸場、渡辺果樹園(渡辺康弘さん経営)は21日、ことしも同園のブドウ棚の下で日中は「ぶどうの房づくり体験」、夕暮れから「ぶどう畑のキャンドルコンサート」を開くので、来場を呼びかけている。

頭上の棚に青々とした葉を茂らせたブドウ畑の緑のシャワーを浴びながら、栽培の作業の一端を体験、楽しんでもらおうと毎年開いている。

「ぶどうの房づくり体験」は午前10時から午後5時まで。房づくりは、一粒をより大きく甘くし、形のいい房を作るために成長中のブドウの粒を間引く工程で、まだ緑色の房の中から自分の房を選んで好みの形に整えてもらう。

同時にその房のオーナーになり、9月に収穫も体験してもらう。参加費はブドウの王様「巨峰」が1房400円、甲府生まれの「ロザリオビアンコ」が1房700円。

「ぶどう畑のキャンドルコンサート」は午後6時半開演。300本のキャンドルをともした幻想的なブドウ畑で、フルートとギターの演奏を聴く。

出演は昨年と同じで、フルートは埼玉県在住の浅利守宏さん、ギターは新潟市在住の中村博さん。また、21日は「夏至」にあたり、全国各地で行われる100万人のキャンドルナイトにも協賛する。

キャンドルコンサートの入場は予約が必要で、入場料はおとな1,800円。三条市の金子農園の米粉ピザと巨峰1房引換券が付く。小学生以下は無料。また、園内では金子農園の米粉を使用したパンを販売する。

コンサート会場にはシートを敷くが、好きなテーブルやイスを持ち込んでもいい。弁当や飲み物などの持ち込みも自由だ。

キャンドルやスピーカーなどの準備をする渡辺さんは、「車の運転をしない人であればアルコールの持ち込みもオーケー。ブドウ棚の下でワイングラスを傾けるのもおつなものです」。コンサート前ならバーベキューも可能で、大勢の人に楽しんでもらえればと来場を呼びかけている。問い合わせやキャンドルコンサートの予約は、渡辺果樹園(電話:0256-34-5470)へ。

出典:ケンオー・ドットコム