2008年3月15日土曜日

進化する国産ワイン! ボルドー大学との共同研究ワインに新ヴィンテージ

進化する国産ワイン! ボルドー大学との共同研究ワインに新ヴィンテージ

メルシャンは4月16日、「甲州ワイン」2種の新ヴィンテージ「シャトー・メルシャン 甲州きいろ香 2007」「シャトー・メルシャン 甲州グリ・ド・グリ 2007」を発売する。

同社は、日本固有のぶどう品種「甲州」から造るワインに関するプロジェクトとして2000年より「甲州プロジェクト」を開始。さらに2004年よりボルドー第二大学醸造学部デュブルデュー研究室の協力を得て、主に"香り"を追求する「甲州アロマプロジェクト」をスタートさせている。

「シャトー・メルシャン 甲州きいろ香」は、甲州アロマプロジェクトにより甲州ぶどうに含まれていることが確認されたという柑橘香の素となる物質の特徴を最大限表現。2005年春に発売した際には、限定5,000本が2カ月で完売した話題のワインである。

2007年のヴィンテージでは、よりワインのスタイルにあった甲州ぶどうを用いることが可能になったといい、過去のヴィンテージよりもタンク育成期間を1カ月長くするなどによって、これまで以上にはつらつとした香りと旨みが高まったとのことだ。容量750mlで、価格は2,307円(税抜)。さらに、マグナムボトルサイズ(1500ml)の「シャトー・メルシャン 甲州きいろ香 T718 2007」(5,000円・税抜)も1,000本限定で同日発売される。

シャトー・メルシャン 甲州グリ・ド・グリは、甲州ぶどう独特の赤紫色をした皮からのおいしさを追求し、"色"と"味わい"にこだわった甲州ワインとして、2003年秋に初ヴィンテージ2002年を発売した。「2007年ヴィンテージは、"味わい"や"色"、"香り"ともにバランスがよく、さらに進化したワインになっています」(同社広報)。容量750mlで2,307円(税抜)となっている。

出典:マイコミジャーナル