札幌のホテルが、豊浦町の特産品などを展示PR
特産のイチゴやホタテ、防衛戦を目前に控えたWBC世界フライ級王者・内藤大助選手の出身地でもある豊浦町をPRする「北海道地域まるごと紹介」が札幌市のススキノグリーンホテル1、同2、同3など4カ所でスタート、展示品が多くの宿泊客の目を引いている。
同ホテルを経営する北海道振興(本社札幌市、毛利稔社長)が、札幌だけでなく道内の活性化に貢献しよう―と平成18年4月から自治体と協力し、月替わりで特産品などを無料で展示している。
豊浦町は25番目となり、胆振では1番手。各ホテルロビーには特産のイチゴの加工品を中心に饅頭(まんじゅう)やスパークリングワインを並べたほか、8日にV2戦が迫った同町出身の内藤選手のポスターなどを掲示。クイズコーナーを設け、正解者には特産品プレゼントも企画した。
さらに、同ホテル1、2の朝食会場では噴火湾ホタテ汁を提供し好評という。展示とも31日まで。また、第1グリーンビル1階のインフォメーションプラザ43でも3、4月の2カ月間、ショーケースを据え地域をPRする。
3ホテルには年間23万人の宿泊客があるだけに、国内外への情報発信のチャンス。同コーナー担当でグリーンホテル3宿泊担当チーフの末武雅美さんは「サミット開催地の隣町で内藤選手の古里ということで、注目度は高い。地域活性化につながれば」と期待している。問い合わせは電話011・511局7211番へ。
出典:室蘭民報