甘味と酸味絶妙なバランス
蒲郡みかんワイン推進協議会(会長・小池高弘蒲郡商議所副会頭)は6日、同所コンベンションホールで地元特産のミカンを原料とする「蒲郡みかんわいん」の完成発表会を開いた。昨年に次いで2回目。関係者ら約50人が参加した。
流通ルートに乗らない規格外の露地ミカンを利用して製造するワインは、大手メーカーに醸造を依頼し、ジュースリザーブ法と呼ばれるドイツワインに多い製法で、ミカンを丸ごとしぼって仕上げた。香料などは一切使用しないという。
製造したのは、小売り用の720ミリリットル入りを1万本と業務用の1.8リットル入り1300本。07年産の早生種温州ミカン約15トンを利用。酸味と甘味のバランスがいい、やさしい口当たりのフレッシュな味わいとなった。
同協議会では、市内の酒販店に限定して発売し、市内温泉ホテルなどでも食前酒として宿泊客に提供。特産品「蒲郡みかん」の知名度アップや販売促進につながると期待している。
出典:東海日日新聞