今後も友好深めたい ハンガリー大使が大垣市訪問
音楽、経済などで県との交流が深まっているハンガリーのエルヌー・ボハール大使が22日、大垣市役所を訪れ、小川敏市長と懇談した。
1994年に県ハンガリー友好協会が設立されてから交流が始まり、権威ある国立リスト音楽院から指導者を招いて音楽家志望者を指導してもらう「ぎふ・リスト音楽院マスターコース」事業を中心に文化交流を展開。大垣市のイビデンが工場進出するなど経済面での交流も本格化しつつある。
音楽を聴いて料理を味わう「ハンガリーの夕べ」が県内各地で毎年開かれており、今年は21日夜に同市万石の大垣フォーラムホテルで開催された。リスト音楽院修了者らによるミニコンサートがあったほか、ハンガリー大使館料理長が腕をふるった料理やワインが提供され、各界から出席した約80人が楽しんだ。
市役所では、小川市長が「楽しい夕べをありがとうございした」とお礼。ボハール大使は「多くの人に出会い、すばらしい話し合いがあった夜でした。今後も大垣を中心に岐阜県と友好を深めたい」と述べた。
出典:中日新聞