2008年1月12日土曜日

東京都酒蔵組合、エキュート立川で東京の地酒PR―女性ファン獲得狙う

東京都酒蔵組合、エキュート立川で東京の地酒PR―女性ファン獲得狙う

 東京都酒蔵組合(立川市錦町1)は12月26日から、エキュート立川2階(立川市柴崎町3)で「年末年始はこのお酒!」と題した期間限定ショップをオープンしている。

 同組合は、東京都で日本酒を製造する12の蔵元からなる組合。東京の地酒をアピールするため、これまでも試飲販売会などのイベントを実施してきた。今回の期間限定ショップは、人が集まりやすい駅に商業空間を構えるエキュート立川の立地に注目した同組合から企画を提案し実現した。

 限定ショップでは、「選ぶのが楽しい!」「可愛い日本酒」をテーマに、普段日本酒にあまりなじみのない女性が思わず手に取りたくなるような日本酒を多数取りそろえているのが特徴。女性が気軽に日本酒を手にとれるようにと、通常販売している日本酒の瓶よりも少し小さめの飲みやすい瓶を用意。日本酒が苦手な来店客にもフルーティーで飲みやすい梅酒やリキュールもそろえた。年末年始の手土産としても活用できるようにラッピングにも工夫を施す。

 店内では、普段蔵元でしか販売していない「オリジナル蔵元グッズ」も特別販売。蔵元の焼印が入った木升、巾着、オリジナルTシャツ、携帯ストラップなどが並ぶ。そのほか、清酒ベースのリキュールや大吟醸酒などの日替わり試飲も実施。

 同組合担当者は「エキュート立川は駅ナカという立地から、不特定多数の方々が集まるだけではなく特に女性に人気のスポットにもなっており、そうした場所で日本酒をアピールすることができ非常にうれしい。おしゃれなワインを選ぶように多くの女性に日本酒を手に取っていただき、このショップを通じて東京にも蔵元があるということを知っていただければ」と話している。

 営業時間は、月曜~土曜=9時~22時、日曜・祝日=9時~21時。12月30日、1月13日は22時まで、12月31日、1月1日は21時まで。営業は1月14日まで。

出典:仙台経済新聞