2008年1月21日月曜日

三井不動産が銀座三丁目に都心型商業施設「ギンザ・グラッセ(GINZA GLASSE)」を4月23日グランドオープン。14店舗のうち飲食は10店舗出店へ

三井不動産が銀座三丁目に都心型商業施設「ギンザ・グラッセ(GINZA GLASSE)」を4月23日グランドオープン。14店舗のうち飲食は10店舗出店へ

三井不動産株式会社は、東京都中央区銀座三丁目に地下2階地上11階建ての都心型商業施設「ギンザ・グラッセ(GINZA GLASSE)」を4月23日オープンすること、出店する14店舗の概要を公表した。場所は、西銀座通り(外堀通り)沿いの数寄屋橋交差点近く。昨年、「プランタン銀座」がリニューアルオープンし、「マロニエゲート」(三菱地所)「有楽町イトシア」(丸井)、さらに三井不動産が運営する「銀座ベルビア館」が新規オープンするなど、商業施設の開業が続いている。

「ギンザ・グラッセ」のコンセプトは「Cute&Brilliant(キュート アンド ブリリアント)」で、主なターゲットである“お洒落な大人の女性”の感性を満たす「可愛らしく魅力的な施設になること」を目指している。建物外装にはガラスのカーテンウォールを採用し、外部から施設内部の輝き・賑わいを見ることができるほか、建物正面エントランスには光輝くガラスのモザイクタイルを使用している。ギンザ・グラッセ(GINZA GLASSE)」の「グラッセ」は、この多用したガラス(GLASS)から発想した造語。

テナントは「ファッションアパレル」「飲食」「サービス」の14店舗で構成されいる。「ファッションアパレル」では、イタリアのプレミアム・カジュアル・ブランド「DIESEL(ディーゼル)」が出店し、日本国内における最大の旗艦店舗となる予定。「サービス」は、銀座に買い物に来る女性や母娘などの顧客が主なターゲット。「資生堂 サロン&スパ 銀座」が出店する。

「飲食」は地下1階~1階、6階~11階までの10店舗。地下1階は「仏蘭西料理 みつ和 GINZA」(ミツワインターナショナル株式会社)。川端清生シェフによる和と仏のコラボレーション料理を洗練されたおもてなしで堪能できる和風フランス料理店。1階は「パティスリーミツワ ギンザ」(同)。「あなただけの特注ケーキ」の注文にも応じるという。6階は株式会社コムサの銀座初出店となる「Berry cafe(ベリーカフェ)」が入る。

7階は株式会社甲羅の新業態「Koura(コウラ)」と「リストランテ・ヒロ 銀座(仮称)」の2店舗。8階はタイ料理を展開するバンコクキッチン株式会社の新業態「BANKOKU KITCHEN Plus(バンコクキッチンプラス)」と株式会社リアライズの鉄板料理「天ヌ御庭(テンヌウナー)」の2店舗。「バンコクキッチンプラス」はソムリエがタイ料理とのマリアージュを考えた数十種類のワインやオリジナルドリンクをセットするのが特徴。「テンヌウナー」は沖縄県産和牛と琉球豚アグーなどの食材を鉄板焼きやコースで提供する“沖縄鉄板焼”である。

9階は株式会社サッポロライオンの「和食・うま酒 入母屋」。10階はモリタフードサービス株式会社の酒蔵料理「蔵人厨ねのひ(くろうどくりやねのひ)」。創業寛文5年(1665年)の知多小鈴谷の蔵元「盛田」の直営店。大吟醸の原酒や木桶仕込みの純米吟醸はここだけの“限定品”。11階は“盛岡冷麺”の「ぴょんぴょん舎 銀河(ウナ)」(株式会社中原商店)。一昨年に銀座に開店した冷麺専門店に続き、いよいよ盛岡本店同様の本格的焼肉店+韓国家庭料理を出店する。前沢牛・岩手短角牛や有機野菜・契約栽培米など岩手県産の食材にこだわる。

三井不動産は銀座エリアにおいて、これまで「銀座並木通りビル」(2002年年8月開業)をはじめ、「交詢ビルDINING & STORES」(2004年年10月開業)「ZOE(ゾーエ)銀座」(2005年年3月開業)」「銀座Velvia(ベルビア)館」(2007年年4月開業)「ニッタビル」(2007年年9月開業)の5施設を運営している。さらに、現在「ティージー銀座7丁目ビル(仮称)」「ギンザコマツビル・別館ビル・小松アネックスビル建替え」などの開発も推進している。

出典:フードスタジアム