2008年1月25日金曜日

金沢の老舗バー「広坂ハイボール」がオリジナル生チョコ販売

金沢の老舗バー「広坂ハイボール」がオリジナル生チョコ販売


 金沢の老舗バー「広坂ハイボール」(金沢市柿木畠4、TEL 076-265-7474)は、同店で人気の食後酒のコニャックブランデーと、生クリーム、チョコレートでオリジナルの生チョコを作り、販売を始めた。


 生チョコレートを作る際に、ブランデーの香りをとばさないよう温度管理に気を配り、試行錯誤の末に完成したばかりで、一度にわずか70粒しか作れない希少品だという。もともと生チョコレートは融点が低く、熱に敏感で室温ではすぐに柔らかくなってしまうが、同店オリジナルの生チョコレートは、さらに口溶けが早いのが特徴。


 チョコに使われている酒は、一般に出回っているカラメル入りの甘みの強いものではなく、原料であるブドウの自然な甘みだけで作られたコニャックで、「チョコレートの甘みと苦みのバランスを引き出せるものを選んだ」(同店マスターの宮川さん)。


 「僕はバーテンダーなので、パテシエの方が作る様な繊細なデザートは作れない。どうせやるなら僕たちらしく、『バー』でしか作れない生チョコをお出ししようと思ってこれまで作って来た」と振り返る。


 同店は、酒だけでなく、季節の果物を使ったカクテルや有機栽培で育てられたブドウを使用した自然に近いワインとともに、近江町市場で仕入れた食材を使った手づくり料理を特徴とするバーとして知られる。


 生チョコは、グラス入り20粒で2,940円。同店のほか、通販サイト「金沢屋」でも販売している。


出典:アキバ経済新聞