2008年1月19日土曜日

サントリー「白州25年」を発売

サントリー「白州25年」を発売
濃厚なこく1本10万5000円

 サントリーは二月五日、北杜市白州町の白州蒸溜所で長期熟成したシングルモルトウイスキー「白州25年」を発売する。「白州」ブランドの“最高峰”で、近年のシングルモルト人気を背景に「響」「山崎」に続く同社プレミアムウイスキーの第三の柱に育てる戦略の一環として投入する。

 二十五年以上熟成させたモルト原酒を厳選し、六カ月以上の長期間後熟させた。赤みのある琥珀(こはく)色で、マンゴーや柿などを思わせる果実香や麦芽由来のピート香、チョコレートなどの甘い香りが調和し、濃醇(のうじゅん)なこくと軽い酸味が楽しめるという。

 七百ミリリットル入り、十万五千円。同社シングルモルト商品では「響30年」「山崎25年」と並ぶ最高価格帯となる。年間約千本の販売を予定している。

 白州ブランドは一九九四年に発売し、これまで「10年」「12年」「18年」を商品化。「18年」は酒類国際コンペティションで金賞を受賞するなど品質の高さが国際的にも注目されている。白州ブランドの二○○七年の販売実績は約九千ケースで、前年比123%と大きく伸長。○八年は一万ケース(前年比121%)を見込んでいる。

出典:山梨日日新聞