2008年1月13日日曜日

レストランのワイン・リストは謎だらけ?――ワイン選びにストレスを感じるのは半数以上

レストランのワイン・リストは謎だらけ?――ワイン選びにストレスを感じるのは半数以上

レストランで出されるワイン・リストからワインを選ぶ際、ウェイターにおすすめのワインを尋ねるのは、同席者に「ワインへの知識不足」との印象を与えるかもしれず、また万が一高いワインを勧められた時にこれを断って、「ケチ」と思われたりするのを避けるために、4人に1人はアドバイスを求めることなく「2番目に安い」ワインを選んでいるという調査結果が伝えられた。

チーズのブランド「Castello」がレストラン客1,000人を対象に行った調査によると、「高いワインを勧められてそれを断ったりすると同席者からケチと思われるから、ウェイターにおすすめのワインを尋ねたりしない」という人は全体の56%を占めたほか、「レストランでワインを選ぶのはストレスのもと」と答えたのも半数以上、「よいワインとそうでないワインの区別ができない」と答えたのは全体の25%となり、「ウェイターよりも自分のほうがワインについては詳しい」と思っている人は全体のわずか3分の1でしかなかったという。

「Castello」では、きちんとしたトレーニングを受けたウェイターならワインについても詳しいとし、料理にあうワインを選ぼうとするならやはり、その店のソムリエまたはウェイターに尋ねるのが一番であると指摘。

ちなみに地域別にみると、自分はワインの知識があまりないと認め、素直にウェイターにアドバイスを求める人が最も多いのはイングランド北東部で、リストに載っているワインのうち、最も安いのを選ぶ傾向が強いのはヨークシャー出身者であることも明らかになった。

出典:ジャーニー