2008年1月13日日曜日

三毛門カボチャで酒造り

三毛門カボチャで酒造り

 JA福岡豊築 ワイン仕立て1500本 「冬至やXマスに」 20日から販売 JA福岡豊築(豊前市)が、豊前市の特産・三毛門カボチャを原料にしたワイン仕立ての酒「三毛門かぼちゃ」を造り、20日から同JAの豊前グリーンセンターで売り出す。「カボチャを食べる習慣がある冬至(22日)やクリスマスにどうぞ」とPRしている。

 三毛門カボチャでの酒類造りは「三毛門南瓜(かぼちゃ)保存会」と同JAが10月、立花町の醸造所「立花ワイン」で試作品を造った。ワイン造りと同じ方法での醸造で、試飲した関係者は「ワインにも清酒にも似た味で、おいしい」と好評だった。果実からの醸造ではないため「ワイン」ではなく「雑酒」に分類される。

 同JAは、若い人にもJAに親しんでもらう「JAファンづくり」の一環として、一般販売を計画。三毛門カボチャ生産者の協力で約500キロのカボチャを集め、立花ワインに醸造を依頼。500ミリリットル瓶で約1500本を造り、19日に製品が同JA届いた。1本1500円。

出典:西日本新聞