2008年1月12日土曜日

メルシャン、イタリアのワイナリー「カステラーレ・ディ・カステリーナ」などの輸入ワインを販売開始

メルシャン、イタリアのワイナリー「カステラーレ・ディ・カステリーナ」などの輸入ワインを販売開始

 メルシャンは、イタリアでも有数のワイン銘醸地トスカーナのワイナリー「カステラーレ・ディ・カステリーナ」の「キャンティ・クラシコ」など12アイテムと、「ロッカ・ディ・フラッシネッロ」3アイテムの輸入販売を2008年1月9日から開始する。

 「カステラーレ・ディ・カステリーナ」は、1968年に5軒の農家が提携し設立。1977年から、ミラノの出版社オーナーであるパオロ・パネライ氏の所有するイタリア・トスカーナを代表するワインの銘柄「キャンティ・クラシコ」が造られる主要村カステリーナ・イン・キャンティに本拠地を置くワイナリー。イタリアワインを代表するぶどう品種「サンジョヴェーゼ」のオリジナルクローンといわれる「サンジョヴェート」を使用し、自然との共生をポリシーに無農薬でぶどう栽培を行うなど、徹底して品質にこだわったワイン造りは、イタリアの著名なバイヤーズガイドである「ガンベロロッソ」での最高評価にあたる3グラスの獲得をはじめ、イタリアソムリエ協会が発行するワイン雑誌「ドゥエミラヴィニ」などでも高い評価を得ている。

 「ロッカ・ディ・フラッシネッロ」は、2000年に「カステラーレ・ディ・カステリーナ」とフランス・ボルドーの第一級格付けシャトーとして世界的にも有名な「シャトー・ラフィット・ロートシルト」のジョイントベンチャーによって設立された新生ワイナリー。理想とするワイン造りに適した地を求め、トスカーナ・マレンマ地区の357ヵ所から土壌・気候を分析し約500haの広大な土地を購入、世界的に著名な建築家レンツォ・ピアノ氏がワイナリー棟の建築を手掛けている。現在、すでに約80haで開始されているぶどう栽培は、将来的には約250haまで拡大する構想で、イタリアとフランスにおけるトップクラスワイナリーの醸造責任者の協働により粋を集めて造られる力強くエレガントなワインは、世界から今後のさらなる飛躍を期待されている。

 日本における輸入ワイン市場の中で、イタリアは2006年輸入通関数量ベースで構成比19%を占めるフランスに次ぐ人気のワイン生産国。今回の導入によって、さらなるイタリア中高級ワイン分野のポートフォリオ強化を図るとともに、今後も世界各国の高品質なワインを日本市場に届けることで、ワインリーディングカンパニーとして市場の活性化を図る考え。

[小売価格]
 カステラーレ・ディ・カステリーナ:1700円~1万3000円
 ロッカ・ディ・フラッシネッロ:2700円~8000円(すべて税別)

[発売日]
 2008年1月9日(水)

出典:マイライフ手帳@ニュース