5月5日の中国経済紙によると、アサヒビールは伊藤忠商事とともに、山東省で「山東朝日緑源乳業有限会社」を設立したことが明らかとなった。
同合弁工場の投資金額はおよそ8億4000万元(約117億6000万円)。そのうち、アサヒビールの資本参入割合は90%で、伊藤忠商事は10%とのこと。
工場は稼動開始後、アサヒブランドの冷蔵牛乳を生産・加工・販売する。また伊藤忠商事傘下の冷凍物流システムを利用して販売業務を行う予定とのこと。
工場稼動開始後一年間は、同合弁工場の販売量は1日あたり1トンの目標だという。
1994年、アサヒビールは杭州ビール、泉州ビール、嘉興ビールを買収し、1995年には伊藤忠商事とともに北京ビール、煙台ビールを買収した。
2008年2月、アサヒビールは丸紅、江蘇富豪酒業とともに合弁企業の「江蘇聖果ワイン業」を設立している。
出典:IBTimes