資産7億円超のセレブ限定、セブンヒルズカードのホルダーとは
世の中にはめったにお目にかかれないモノが多く存在している。今回紹介する「セブンヒルズカード」もそのひとつだろう。
このカードは、株式会社イー・マーケティングが発行する富裕層向けライフスタイルマガジン「SEVEN HILLS(セブンヒルズ)」(購読者平均年収7100万円、平均総資産額7億1600万円)の購読者やコンシェルジュサービスの顧客の中から、特別に招待された者だけが持つことを許されている。
天然ダイヤモンドが輝くこのカードのホルダーは現在約30名。その6割を企業経営者が占め、男女比は7:3。マスターカードの国内最上級に君臨し、なんとクルーザーやプライベートジェットも買えるという、利用金額無制限の最強カードなのである。
ホルダーになると、セブンヒルズの特別なコンシェルジュサービスを受けることが可能となる。たとえば某有名ブランドのオーナー所有のヴィレッジにある本人のゲストハウス泊の旅行やプライベートジェットやクルーズ、留学サポート、会員制医療サービス、海外不動産などの手配や米国永住権の取得案内といった、富裕層ならではのハイ・ライフサービスが満載なのだ。
超セレブの証ともいえるこのカード、所有資格はどのようなものだろうか?
「明確な基準ではありませんが、年収7000万以上、資産7億円以上が目安となります。ただし年収や資産がこれ以上であったとしても、弊社が認めた品格を併せ持つことが条件となります」(広報担当 小西氏)。
その人が相応しいかどうかは、同社のパーティやサービス利用中の振る舞いなどで判断されるのだという。それではこのカードを持つ人は一体どんな使い方をするのだろうか?
「数百万円の時計や、数千万円の高級車を何も考えずにポーンと購入するといったイメージを持たれやすいのですが、実際は『とりあえずフェラーリ』とか『とりあえず六本木ヒルズに住めればいい』といった安直な買い方ではありませんね。ホルダーの方はモノに対しても自分の美学を持ち、哲学を持つ方ばかりです。ワインひとつ買うにしても深いこだわりがあるのです」(前出 小西氏)
ちなみにホルダーの仕事観に共通することは「成功する前から、目の前の仕事が将来の大きな目標の延長線上にあることを意識していたこと」だという。
カードの支払いが日常の延長線上にあることすら意識できていない筆者のような者には、ツチノコ並みの幻の存在であることは間違いないようだ。
出典:ダイアモンド・オンライン