2008年1月12日土曜日

JAL機で泡盛販売

JAL機で泡盛販売

 日本航空(JAL)は、来年1月1日から中国便を中心とする近距離国際線の機内免税品販売で、県酒造協同組合(島袋周仁理事長)の「琉球泡盛海乃邦ブラック10年古酒」(720ミリリットル、43度)を取り扱う。価格は3000円。

 泡盛の機内販売は国内初。JAL国際便での県産品販売も初めてだという。販売期間は4月30日までの4カ月間で、6000本の販売を見込む。同社は、実績を見て期間延長や欧米路線での取り扱いを検討する。

 島袋理事長は「十分に愛飲してもらえる商品だと思う。販売本数を追加できるよう取り組みたい」と期待。坂井博JAL沖縄支店長は「おいしい泡盛を世界に発信する手助けをしたい。国際的に販路が広がってほしい」と話した。

 「海乃邦」は県酒造協同組合加盟46酒造所から新酒を購入し、10年間熟成させた古酒。泡盛鑑評会で県知事賞を11回受賞したほか、ザ・インターナショナルワイン&スピリッツコンペティションなど国際的な鑑評会でも金賞を受賞している。

 両者は2年前から機内販売での取り扱いを企画。新たにボトルやラベルをデザインし、機内限定「海乃邦ブラック」として販売する。対象路線は日本発着の香港や北京、大連、上海、マニラ、ソウル、グアムなど24路線80便。

出典:沖縄タイムス