2008年1月29日火曜日

「安心」も味のひとつ 有機和食山藤広尾店

「安心」も味のひとつ 有機和食山藤広尾店

 有機食材の宅配を手がける「大地を守る会」の直営和食店「有機和食山藤(やまふじ)広尾店」が、東京・広尾にオープンした。約2500の生産者と提携し、安全性とおいしさにこだわった農産物や加工食品などを会員制で販売する。コース料理を提供する東京・西麻布の直営1号店に対し、2号店となる広尾店は一品料理をメーンに扱う。

 野菜は東京都小金井市の東京有機クラブ、豚肉は「バークシャー系黒豚」を生産する仙台黒豚会、鶏肉は茨城県の北浦シャモ生産組合、コメは新潟県の神田長平さんから調達している。

 珍しい在来品種の野菜や畑で採れる間引き野菜を使うなど「旬」も楽しめ、供給量の少ない食材に出合える可能性もある。

 丼ものをはじめ、くし焼き・煮物・焼き物などの肉料理、刺し身など魚料理、野菜料理、ご飯セットなどがあり、1品600~1000円程度。日本酒、焼酎はそれぞれ約20種、ワインも十数種類そろっている。生産者の顔が見える食材を使った逸品を、くつろいで堪能できる和食処だ。

出典:MSN産経ニュース