箕輪町特産07年産「まつぶさわいん」17日発売
箕輪町の特産品07年産「まつぶさわいん」が完成し13日、栽培研究に取り組む「箕輪町まつぶさ会」(17人、渕井英宏会長)の役員、町理事者、議員らによる試飲会が町役場であった。「酸味が抑えられ、飲みやすい」と好評で、17日から町内を中心に小売酒販店で販売を始める。
マツブサはモクレン科の落葉性つる植物で、秋に黒紫色の実を付ける。今年は、昨年の2倍以上、4年ぶりの豊作となり1264キロを収穫した。「夏の暑さと適度な雨でマツブサにとっては天候に恵まれた」といい、発足当初から比べると栽培面積は減少したものの、収量は上がった。
下伊那郡松川町の信州まし野ワインで醸造したマツブサ果汁100%の原酒。アルコール分8%。500ミリリットルビンで限定1500本。1本1850円(税込)。
渕井会長は「町の特産品としてご愛顧いただきたい」とあいさつ。平沢豊満町長は、「皆さんのご努力で今年も素晴らしい自然の贈り物、ワインができた。町も特産品として宣伝したい」と話した。
出典:伊那毎日新聞